| (昭和58年7月13日 | |
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平成13年11月28日[964号]掲載 白紙撤回も? 函館アクアコミュニティ構想
函館市が実現に向けて取り組んで来た 「函館アクアコミュニティ構想」 は計画自体の見直しを求める声が強く、 凍結・撤回の可能性が濃くなっている。 同計画は、 函館港内緑の島に水族館や展望観覧車などを建設するもので、 平成12年9月に公表された基本構想では総事業費78億5千万円を投じる懸案のビックプロジェクトだ。 民間企業か(株)コクドを中心として函館市などが出資する第3セクターを設立し運営にあたることになっている。 しかし、 構想立案当初から事業主体となるべきコクドの姿勢には積極性が見られず、 事業概要の発表すら一日延ばしにされて来た。 市議会や関係者からの催促を受け函館市も再三にわたりコクド側に基本計画の早期提出を要請。 昨年9月に至りようやく発表された構想は具体性に欠け、 現実離れした杜撰なものであった。 そのため議会や市民の間から計画見直しをせまる声が拡大、 今年早い時期に見直し案が出されることとなっていたが現時点に至ってもナシのつぶて状態にある。 昨年9月に策定された基本構想では1.水族館ゾーン 2.レクリェーションゾーン 3.船のゾーンで構成され、 集客の目玉には国内最大級の大展望観覧車を設置するものだ。 一方、 収支・経営見通しでは、 オープン予定の平成15年度入場者数を80万人と想定、 2年目以降70万人を見込むもので6年目に単年度黒字を実現、 10年目で累損を解消するとしている。 しかし、 展望観覧車設置に対しては景観上などから依然反対意見が強く、 函館市が言う 「諮問機関の答申内容から景観上の問題はクリアしている」 とは見解を異にしている。 最大のハードルは事業収支見通しの甘さを追求する声だ。 事業が想起された頃は国内の経済状況や社会動向にも余裕がある時代であった。 だがこの10年、 バブル崩壊後の長期不況などから全国各地の類似テーマパークの経営不振、 債務超過、 破綻が表出、 ごく少数の巨大施設だけがかろうじて生き残っているにすぎない。 そのため経営不安を最初から抱えてのスタートに懸念を示す声も多方面から上るほか、 施設そのものの不要論も湧出している。 損失の補填や破綻時の債務処理については 「函館市に負担を求めない」 との事前約束がコクド側と合意されていると説明されているが・・・・・・ |